温度や湿度は、私たちの体に様々な影響を及ぼす可能性があります。その空間で何を目的に空調管理を行うか、どのような問題を防ぎたいのか、をしっかり見極め「適切な」空調管理を行いましょう。
カビ防止
カビが繁殖しやすくなる条件とは、温度が20℃~30℃、湿度が70%以上。それに加えて空気が淀んでいると、カビが発生しやすくなります。お風呂場など、入浴設備がある施設の空調管理で気をつけるべきポイントです。
ダニ防止
ダニは温度が25℃付近、湿度が75%前後で活発に動き始めます。アレルギーなどに繋がる可能性もあるため、医療・介護を目的とした施設で重視すべき項目の1つではないでしょうか。
熱中症予防
熱中症は温度が28℃以上・湿度が70%以上の環境で、そのリスクが高まると言われています。特に最近は小さな子どもや高齢者の熱中症が話題になることも多いため、学校や介護施設、その他お子様やシニア世代がよく利用する場所における空調管理での配慮をおすすめします。
インフルエンザなど感染症対策
冬に多いインフルエンザは、湿度が50%以上だとウイルスが激減するという報告もあるそうです。特に医療施設では院内感染の予防徹底が欠かせないものかと思われますので、湿度にも注目してみてください。
女性が多いオフィスでは
湿度が50%を下回る場合は、肌の乾燥の他にもドライアイになりやすくなります。パソコンを使用することの多いオフィスや、お肌の調子を気にされる女性が多く在籍する企業様などでしたら、空調管理の際に念頭においてよろしいかと思います。
季節によってエアコンの温度や湿度の設定をうまくコントロールすることで、快適な職場環境作りが可能です。【有限会社ノグチ】では、エアコン工事に付随するすべての工事を承っております。各施設の状況やご要望に合わせた「適切な」空調管理でしたら、是非ご相談ください。
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