オフィスを快適な空間にしてくれるエアコン。四季のある日本には欠かせない存在です。時代が進むにつれて様々な便利機能や省エネ機能がついたエアコンが開発されています。スイッチ1つで室内を快適な温度にしてくれるエアコンですが、現在の便利機能やデザインになるまでにはかなりの時間がかかったのです。ここからはエアコンの歴史についてご紹介します。
エアコンの誕生
エアコンがない時代はうちわなどで涼むしかなく、扇風機が開発されたのが明治時代に入ってからでした。それから約60年後にエアコンが開発されました。現在のようなエアコン(冷凍空調)は1930年にアメリカで誕生しました。アメリカの科学者がフロンガスを開発し、フロンガスを使用した冷媒が理想的な冷媒法とされ、すぐにエアコンとして商品化されたのが始まりです。
日本では1950年代にエアコンが販売され始め、英語の「Cool」(クール)を語源としクーラーと呼ばれるようになりました。研究者の努力により1970年代には暖房機能も備えたエアコンが販売され、1年中使用できるエアコンが誕生したのです。皆さんが普段何気なく利用しているエアコンも誕生までにかなりの時間がかかったことが分かります。圧縮機、凝縮器、蒸発器などの機能を1つの箱に収めた業務用エアコン(パッケージエアコン)も同じく1950年代に開発されています。
機能性だけでなく環境も重視
家庭用・業務用ともに広く普及したエアコンですが、使用されていたフロンガスが環境問題に影響していることが発表され、フロンガスの規制が進みます。このことをきっかけに環境にも優しいエアコンの開発がスタートしたのです。インバーター機能の搭載や、室外機の開発も始まり、環境に優しくよりパワフルなエアコンが次々と誕生します。
室外機もコンパクトになり沢山の室外機が必要になる高層ビルにも省スペースで設置できるようになりました。現在の便利なエアコンが誕生するまでには長い歴史があり、現在も用途に合わせて便利なエアコンが開発されているのです。
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